Sound Horizonって知ってる?
私は知ってる。
どうも、茶栗です。
皆さんはSound Horizonって知ってますか?
ツイッターで見たことあるけどなんなんだろーって人が大多数だと思います。
アーティストではあるのですが、Wikipediaには「物語音楽を制作する幻想楽団」と書かれています。
間違ってはいないのですが、知らない方にとっては「やべー宗教?」と思われるかもしれません。
今日はSound Horizonについて書きたいと思います。
Sound Horizon(通称サンホラ)は、上記にもある通り幻想楽団です。
そうとしか言えないので、まずはこの単語を飲み込んでください。
Revoというプロデューサーの元、楽曲を唄うボーカリスト、演奏するミュージシャン、CDのジャケットを手掛けるアーティスト。
その辺を全てひっくるめて「Sound Horizon」なのです。
このサンホラ、なぜ他のアーティストと比べて熱狂的なファンが多いかと言うと、このRevoという人物がそれぞれアルバム毎に「物語」を制作していることが一因と言えます。
ミュージカルを1枚のCDに詰め込んだ、と言えば分かりやすいでしょうか?
間奏で曲に沿っていない歌詞、いわゆる語り(声優さんが起用されることも多々あります)が挟んであったり、それこそ語りのみで構成される曲もあります。
カラオケで唄うと静まり返るので、オススメです。
有志によるストーリー考察もサンホラの特徴の一つでしょう。
基本的にRevoという人物は、自らこのアルバムにはこういう意図が組み込まれている、というものを発信しません。
つまり、解釈によって物語が変わるのです。
例えば、『Märchen』というアルバムでストーリーのラスト、死んだ後自らを殺した男と世界そのものに復讐を誓った主人公が、運命を受け入れて理不尽な処刑を受けたヒロインが死後再会し、再び別れるシーンがあります。
私は「やっと会えたのに一瞬で別れた。めっちゃ悲しい。死の。」と思っていましたが、
友人は「いや、一瞬でも会えたことは奇跡だ」と言っていました。
こういった解釈のズレは、一般的なドラマやアニメでは起こりづらいものです。
しかし、歌詞と音楽のみで構成されるこの物語は、それぞれ受け手によって変動します。
こう言った独特な構成が、サンホラにとっての大きな強みと言えます。
という感じで、サンホラを紹介してみました。
まだまだ紹介しきれない面白い部分が沢山ある楽団です。
是非、CDをお手に取ってみてはいかがでしょうか?
それでは。