Dancing crazy dancing.

叫び狂い舞い踊れよな

探偵について

どうも、茶栗です。

 

皆さん、ミステリー小説は読みますか?

 

私はほとんど読んでません。

 

しかし、探偵が好きです。

 

中学生の頃は将来の夢は探偵になることでした。今もちょっと思っています。

 

“探偵がいるところ事件あり”とはウィットに富んだジョークだと思いますが、なかなか的を得ている気がします。

 

 

ミステリー小説で言う探偵とは、興信所職員とは異なり、【事件解決人】【真相を追う者】【博識】と言った意味合いが多く含まれます。

 

職業としての探偵ではなくとも、警察官だったりはたまたバーのマスターであることも多々あることでしょう。

 

相棒シリーズの杉下右京が良い例です。

 

漫画やドラマとは異なりますが、ミステリー小説の多くは探偵=読者視点とは成りえません。

 

いわゆる、語り部というやつが活躍してくれます。

 

何せ「“犯人が分かりました”」までの間に、探偵の思考が描写されてしまった場合、ネタバレになってしまいますからね。

 

漫画でコナン君がなるほど……としたり顔しているのを、ミステリー小説では語り部であるワトスン役のキャラクターが客観的に見ている(筆者が描写している)のです。

 

ここで、上記ジョークに話が戻ります。

 

“探偵がいるところ事件あり”というのはつまり、“探偵助手がいるところ事件あり”とも言い換えられます。探偵の隣にはいつでも助手がいますからね。

 

この探偵助手はワトスン、つまり視点としては読者になります。

 

なので、“読者がいるところ事件あり”となるのです。

 

読者はずっと密室殺人や不可能犯罪のことをワクワクしながら待ち続けています。

 

人類の頭から灰色の脳細胞が死滅しない限り、フィクションでは人が死に続けることでしょう。

 

それでは。